塗装ブログ

シーリングは大事です

サイディングの外壁の目地に注入してあるゴムのようなもの。あれをシーリングと言います。

シーリングに用いる充填材のことをシーリング材とかシーラー・シール剤などとも言います。建築分野ではコーキングとも言います。

シーリングには寿命があるんです。業界では平均10年と言われています。

そうなんです。ちょうどお家の塗り替え時期と同じ頃に打ち替え時期がきます。お家の大きさから考えるとほんの数%の部分なのです

が、このシーリングにはとても大きな役割があるんです。

シーリングの役割は雨水を建物の中に入れないこと。防水のためにあるのです

サイディングとサイディングの間(もしくは異種接合物との間をしっかりと塞いでおく必要があります。

きちんと密着している必要があります。

ですが、シーリングは、紫外線や雨や雪・気温差や地震などでだんだんと劣化いたします。痩せてひび割れしてきます。

私たちは、塗り替えの時にはシーリングの打ち替えをご提案させていただいています。

サッシ廻りなどの開口部は劣化部分を除去しての打ち増しをご提案させていただいております。

「他の塗装屋さんはシーリング補修工事は30.000円でできるって言われたわよ」と言われ、とても怖くなりました。

「シーリングはそのままでいいです」や、「いちばんひどい部分だけ補修しときましょうね」とお客様に申し上げた塗装屋さん!いや、営業さんかな?

知識なさすぎです!安さを売るばかりに大切な工程がおざなりにされています。

シーリングは建物や塗装を長持ちさせます

塗り替えの時は、シーリングは全撤去&打ち替え(窓などの廻りは打ち増し)が基本となります。