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本当に見てほしい見積書のポイント
福岡ペイントArt お家を守るコラム~塗装のプロが、本当に伝えたいこと
~価格だけで決める前に、ぜひ確認していただきたいこと~
「見積書は、価格を比べるためだけのものだと思っていませんか?」
はじめに 
塗装工事のお見積書を受け取られたとき、多くの方が最初に目を向けるのは「合計金額」ではないでしょうか。
もちろん、費用はとても大切です。 しかし、見積書は単なる価格表ではありません。
私は、「安かろう悪かろう」の工事だけは、絶対に選んでほしくないと思っています。
見積書は、これからどのような工事を行うのかをお約束する、いわば工事の設計図です。
だからこそ、金額だけでなく、中身にもぜひ目を向けていただきたいのです。
塗装工事の費用の大部分は次の3つで構成されています。
● 塗料代や材料費
● 職人の人件費(人工)
● 足場代
ここで一つ知っていただきたいことがあります。
実は、どの塗料を使用しても、職人が行う作業工程は基本的に変わりません。 つまり、人件費は大きく変わらないのです。
見積金額の違いが生まれる大きな理由は、次のような点にあります。
● 使用する塗料や材料の種類
● 工事内容の違い
また、塗装工事には「設計単価」と呼ばれる適正な価格があります。 必要以上に価格を下げてしまうと、本来必要な工程や材料を十分に確保できず、品質の高い工事が難しくなってしまいます。
適正な価格には、きちんとした工事を行うための理由があります。 まずは、このことを知っていただければと思います。
見ていただきたい5つのポイント 
① 塗料名が明記されているか
「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」と書かれているだけでは、実際にどのメーカーのどの商品を使用するのか分かりません。
必ず、メーカー名と商品名が記載されているかをご確認ください。
お住まいは一棟一棟、状態が違います。 建築年数・立地条件・日当たり・劣化状況・前回の塗り替えからの年数などによって、お住まいの状態はそれぞれ異なります。
なので、その建物に合った塗料を選ぶことが、長持ちする塗装につながります。
また、私たちが見積り時に塗料をおすすめするのには必ず理由があります。 カタログをご覧いただきながら説明を受けると、より安心してご判断いただけると思います。
② 数量(㎡数)が記載されているか
外壁は何㎡なのか。 屋根は何㎡なのか。
この面積が記載されていなければ、適正な塗料の使用量も判断できません。
これは、以前のコラムでお伝えした「塗布量」にもつながる、とても大切なポイントです。
あわせて、次の点も必ず確認してください。
● どこを塗るのか
● どこは塗らないのか
さらに、破風・軒天・雨樋・雨戸などの付帯部についても、どの塗料を使用するのかまで記載されている見積書が安心です。
③ 工程(作業内容)がきちんと書かれているか
見積書には、工事の流れが分かるように工程が記載されていることが大切です。
たとえば、次のような内容です。
● 高圧洗浄
● 下地補修
● 下塗り
● 中塗り
● 上塗り
このように工程が明確に書かれている見積書は信頼できます。
どこまで施工するのか、何回塗りなのかが一目で分かるため、工事内容を正しく把握することができます。
④ 「一式」という表記が多すぎないか
次のような記載だけでは、具体的な工事内容が分かりません。
● 外壁塗装 一式
● 補修工事 一式
もちろん、すべてを細かく書くのが難しい場合もあります。 しかし、「一式」が多すぎる見積書には注意が必要です。
工事項目ができるだけ具体的に書かれている見積書ほど、お客様にも分かりやすく、工事後の「聞いていなかった」という認識違いも防ぐことができます。
⑤ 保証内容が明確になっているか
工事後には、施工保証が発行されます。
さらに、塗料によってはメーカーの塗膜保証が付く場合もあります。
確認していただきたいのは、保証期間だけではありません。
「何を、どこまで、いつまで保証してくれるのか」 ここまでしっかり見ておくことをおすすめします。
社長としてお伝えしたいこと
私は41年間、この塗装の仕事に携わってきました。
その中で強く感じることがあります。
お客様が本当に求めているのは「一番安い工事」ではなく、「納得してお願いできる工事」だということです。
だからこそ、私たち福岡ペイントArtでは、次のことを大切にしています。
● お見積書をできるだけ分かりやすく記載すること
● 工事内容を細かくご説明すること
● 一つひとつ丁寧にご納得いただくこと
ご納得いただけないまま工事を進めることは絶対にありません。
見積書で分からないことがあれば、どうぞ何度でも遠慮なくご質問ください。
私は41年間の塗装経験がありますので、ほとんどのご質問には、その場でお答えできると思います。
最後に
塗装工事は、完成すると見えなくなる部分がたくさんあります。
だからこそ、工事が始まる前の見積書がとても重要なのです。
見積書は、価格を比べるためだけのものではありません。
工事の品質を比べるためのものでもあります。
見積書は、お客様が安心して工事を任せられるかどうかを判断する大切な資料です。価格だけではなく、その中身にも目を向けていただければ幸いです。
ぜひ、この視点で見積書をご覧になってみてください。
きっと、後悔のない塗装工事につながるはずです。
見積書は、価格表ではありません。
大切なお住まいを守るための「工事のお約束」です。
監修者 : 株式会社 福岡ペイントArt
代表取締役 山添正信